Vergilの独り言

語彙力の無さに定評のある、社会人兼どマイナーweb物書きオタクの独り言的な何か。映像作品の感想(とすら呼べるか怪しいもの)を不定期で投稿していきます

(ネタバレ注意)アニメ感想 其の1 『戦姫絶唱シンフォギア』

どうも、バージルです。

 

今回は初めて、全話通して見たアニメの感想を書かせていただきます。

 

昨日友人と日を跨いで一挙上映を行なったそのアニメとは、こちら↓

 

戦姫絶唱シンフォギア(1期)』

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現在4期が放送中のアニメシリーズ、その始まりの一作目のBDBOXを友人から借り受け、その彼と一緒に夜からぶっ通しで一気見しました。

どうやらこれはオリジナルアニメだそうで、それが4期まで続いているというのはさぞ凄い物なんだろうと、そういった期待を抱きつつ見させていただきました。

 

ジャンル的にはなんだろう、魔法少女物?特撮物?少年(少女)バトル物?アイドル物?

もうなんかいろいろスタッフ側の趣味が詰め込まれていて、分類し辛いんですけど、とりあえず「ジャンル:シンフォギア」とでもしておきますか(ぶん投げ)

 

結論から申し上げますとこの作品——非常に熱かったです!!!

 

  • ついて来れる奴だけついて来い!

このアニメは、まさに上のタイトルにある通りの勢いあるアニメで、勢いがありすぎて視聴者は確実に振るいにかけられます。人によっては一話の時点でコースアウトして脱落すると思います。

もう一話が開始して数分してからずっとアクセル踏みっぱなしでしたもん。人が乗る事考えてないんだもん。「あ、落ちたの?あっそー、んじゃあ先行くぜー!」って感じで前だけ見てひたすら突っ走ってるんだもん。

 

筆者も、説明もほとんど無いまま最初からクライマックスだぜぇ!(byモモタロス)な展開に( ゚д゚)←となって、三話目くらいまでは、トップスピードで走り続けるジェットコースターになんとか必死にしがみついているような状態で、さっぱり乗り切れない状態に陥ってしまっていました。

 

「えぇ、俺この先大丈夫なんかな……」と、友人には悪いですが非常に不安になりました。全話見終わった後の空気悪くなるんじゃねえのかな〜と、できるだけ友人の顔を見ないようにして恐怖しておりました……

 

ですが終わってみれば、そんな不安は徒労に終わりました。

 

四話目くらいの、翼が絶唱を放った辺りから、キャラクター達の心情や考えがだんだんと見え始め、人気キャラというクリスの登場も相まって、一気にのめり込んでいきました。

 

そして最後の三話の畳み掛けるような怒涛のクライマックスは、特撮的な熱さが好きという事もあって、手に汗握らずにはいられませんでした。

なんとか振り落とされないようにしがみついていようとしていた自分が、いつの間にか響達と一緒に熱く燃え上がって突っ走っていました。

もう凄いです。熱量が半端じゃないです。製作者達の馬鹿(褒め言葉)さが身に染みて伝わりました。オリジナルでこんな魅力的な作品を作れたのは、素直に称賛に値します。4期まで続いているというのも、まだ早計かもしれませんが頷けます。

 

  • これは、唄(たたか)う少女達の物語

物凄いざっくり言うと、このアニメはノイズと呼ばれる謎の怪物から人々を守るため、少女達がシンフォギアというシステムを使って奏者という戦士になり、戦うというストーリー。

 

奏者という名の通り、歌がメインでありキーとなっています。キャラが歌わない回が無いくらいに歌びっちりです。

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こんな感じで、歌う事で魔法少女よろしく変身し、歌う事で強くなります。

なので彼女らは、戦ってる最中もずっと歌ってます。歌いながら殴ったり蹴ったり斬ったり撃ったりしてます。凄いね、よく息続くね。声ブレないね(要らぬ心配)

 

そんなわけで、この作品では劇中歌がこれでもかというくらいたくさん流れますが、出演されてる声優さんの歌唱力が漏れなくハイレベルで、とても聞き応えがありました。バトル中に流れているので、どうしてもじっくり聞くことができないので、そこはCD買うなりダウンロードするなりするしかないですが、そうする価値は十二分にあると思います。

 

熱いバトルや人間模様だけでなく、そこも注目すべきポイントでありました。

 

そして、重要なのは、実際に前線に出て戦う奏者だけではなく、彼女らをバックアップするサブキャラ達も丁寧かつ繊細に描かれていたことでした。

「みんながヒーローだ」というような作品が筆者はかなり燃えるので、それを熱くやってくれたこの作品はとてもありがたかったです。

 

純然な悪人は一人もおらず、皆「救いたい」「救われたい」というような純粋な想いから行動を起こしている人間達なので、心から嫌いになるキャラは一人もいませんでした。

サブにもモブにもそう思わせられたのは、やはり一見脳筋なだけに思えるテイストの作風を巧みに構成し、練り上げた脚本家達の手腕なのかな〜と、感心させられました。

 

あと、みんな可愛い。

びっきーはどこまでも真っ直ぐで尊い

翼はいつも凛としていて勇ましいけど時折見せる赤面顔が堪らない

クリスは分かりやすくツンデレ尊い。抱き締めたい。

 

それぞれが象徴するカラーと同じく全員タイプの違うキャラなので、飽きたりせずに楽しんで見ていられました。

ちなみに一期時点での筆者の推しは翼です(極めてどうでもいい)。

 

  • 総評

さて、ちょっと短いんですが、この作品の感想はここらで締めさせていただこうと思います。

 

「え、なんかいつもより締めるの早くね?もう手抜きか?」と思ったでしょう(因縁)

 

違うんですよ、この作品の魅力はちょっと、言葉で語るのは無粋なんですよ。

ここでグダグダタメにもならないことをつらつら書いても、むしろこの作品の価値を下げる事になり兼ねない。

 

もうとにかく、興味があるなら、見て聴いて感じろ!熱くなれ!ついて行けなかったらごめん!

 

とだけ、筆者は言っておきます(・Д・) 

そういうことで、戦う女の子が好きな人、特撮、ロボ、変身美少女物、アイドル要素がある作品が好きな人なんかは、一度見てみることをオススメします。

もし主人公の響達と一緒に熱くなれる適合者であったなら、きっと彼女達の生き様が鮮烈に心に刻み込まれることでしょう。

 

それでは、また次の作品でお会いしましょう。また。

(なんか良い感じに締めようとして誤魔化してるやつ)