(ネタバレ注意)映画感想 其の5 『ワンダー・ウーマン(原題:Wonder Woman)』
どうも、バージルです。
なんだかんだ飽きずに続いている映画感想もどきも第五弾になりました。
今回は、こちらの作品になります。
『ワンダー・ウーマン(原題:Wonder Woman)』
今作は、マーベルコミックの作品群を原作とする映画の世界観——『MCU』と同様に、アメコミ界の大手出版社の一つ、DCコミックスの作品群を原作とした世界観——『DCEU(DC Extended Universe』の中の最新作となります。
どうでもいいですが、正直頭の中で分かってはいても、こうして文章にして上手く説明するってのは難しいし、なによりめんどくさいですね……(怠慢)
- DCEU屈指の大傑作
このユニバースの作品としては、かの有名なスーパーマンをザック・スナイダーが監督した『マン・オブ・スティール』、『バットマンvsスーパーマン』、『スーサイド・スクワット』がこれまでに公開されていました。
しかし、最初の『マン・オブ・スティール』はともかく、それ以降の作品は残念ながらあまり質的に優れていたわけではなく、世間的にもそんなに評価されてはいませんでした。
筆者も、一応全部観てきてはいましたが、(原作のコミック未読のために知識不足であったせいもあるかもですが)ライバル的存在であるMCU程ハマれはしませんでした。
正直(おいおい、このユニバース今後大丈夫なのか……?)と不安を抱いておりました。
そんな中で今作、日本よりも先の全米公開が始まるや否や、相当なヒットを飛ばしているというではありませんか。
「え、そんなまさか、あのDCEUに限ってそこまで……?」なんてちょっと捻くれた疑心を胸に秘めつつも、同時に期待も膨らませて時を過ごし、いよいよ今日27日に観に行ったわけです。
この映画、ヤバイです(語彙力/zero)。
これまでのヒーロー映画にありそうで無かった、真っ直ぐで、愛に溢れていて、熱くて、そして何より美しい。
そこらの軟弱な男どもが全て『お嬢さん』に見えるほどのハイパーイケメン美女が、善を踏みにじる悪を徹底的にブッ飛ばす!
痛快、爽快、しかし心震えるドラマもしっかりと織り込まれた、そんな見応え満点のスーパーヒーロー映画——いや、スーパーヒロイン映画だったと、そう思います。
- クソ美人&イケメン&チャーミング過ぎる!!!
この映画の主人公、ダイアナことワンダー・ウーマンを演じるガル・ガドットさん。
この人が、もう本当に美人でイケメンで、そしてちょっと可愛らしさもあって、もうあの、本当に無敵なんです。クソ美人なんです。英語で言うと「Fucking Beauty」なんです。←語彙力のNASA
↑ちょっと見てくださいよこの人!
この美しさ!髪!引き締まった筋肉!勇ましくて雄々しい面構え!そして眉間の皺!眉間の皺!←大事な事なのでny
カッコ良さと美しさを両立できるのは、やはり女性ならではの特権なのでしょうね〜。もう自分の性癖に刺さりまくりな素晴らしい女優です。いや〜、イケメン美女って最高ですわ(゚∀゚)
さて、筆者の性癖の一つも暴露したところで、本編についても感想を述べていきましょうかね(; ˘ω˘ )
物語は、主神ゼウスによって生み出された、女だけの戦士の一族——アマゾン族の王の娘として生を受け、最強の戦士になるべく育てられたダイアナが、ある日突然自分達が住む秘密の島の海に飛行機で墜落してきた、生まれて初めて実物として見た男性——スティーブと出逢ったことから、壮絶な戦いに身を投じていく、というような内容になっています。
女だけの環境で育ってきたため、また、人間が生きる世界とは違う高位の世界で生きてきたため、書物でしか男性や人間のことを知らず、人間の世界に来たダイアナはいろいろ物知らずで、いろいろやらかしてしまいます。
例えば、戦い続けて育ってきたために、動きやすい戦闘服のまま外を出歩こうとしたり、パートナーとなるスティーブに普通の服を着させられても、戦えるような服か確認しようとして破いてしまったりとか、ドアを出る時にわざわざ剣と盾を持ったまま行こうとしたりとか、立場などを考えずに堂々と軍の人間に異議を申し立てたりなど……
しかしそれは、彼女が平和を愛し、愛を尊ぶ世界で生きてきた中で育まれた、純真で清らかな心を持っているからこその言動であるため、裏表なんて全く感じないのです。
だから、見ている側としては、彼女の世間知らずさが炸裂するシーンはとても微笑ましかったです。
あざとさが全く無い天然な振る舞いでスティーブ達を無自覚に振り回す様は、ちょっと可愛いなんて思わされたり……( ´∀`)
女性ってずるいですね、野郎だったらただイラつくだけだもん笑
ところが、いざ戦闘モードになると一転、鍛えに鍛え上げられた肉体と身体能力を以って敵を殲滅する最強戦士として、自信満々に拳脚を振るいます。
もうその戦ってる時の勇ましさ美しさイケメンさたるや……我々玉無しボーイズどもなんか比較にならないくらいの漢らしさに、終始惚れ惚れしていましたよ、ええ。
物語自体もかなり熱くて魅力満点でしたが、やはりこの映画は主演のガル・ガドットの美しさ、勇ましさ、可憐さあってのとのであったと、筆者は強く思います。
- 王道を地で行きながらも熱く胸を打つストーリー
誰もが真っ先に目を奪われ、注目しっぱなしのダイアナばかりが目立つような印象を受けるこの『ワンダー・ウーマン』ですが、実はその彼女が活躍しまくる物語も相当熱いものがあります。
初めての男にして人間の男性、スティーブと出逢い、一緒に行動していく中で、徐々に人間の優しさや温かさ、そして愛を知っていくダイアナ。
しかし劇中後半、平和を愛し、悪を倒すためだけに戦う想いを持つ誇り高いアマゾン達と違い、くだらない欲望のために同族同士で殺しあう愚かな人間という種族の真実に直面し、彼女は失望を露わにします。
そしてラスボスであり宿敵、軍神アレスと対峙した際、彼に「人間など救うに値しない!皆殺しにしろ!」と説得されます。
しかしダイアナは、目の前の悪の科学者を前にして、自らが愛し、自らを愛してくれたスティーブと過ごした日々を思い返し、力強くこう言い返しました。
「お前は間違っている」
人間は確かに愚かで幼稚で狂った生き物であると理解していながらも、彼女は今まで自分の目で見て、心で感じてきた“善”の面を信じて、人間のために敵と戦うことを決断しました。
我々人間とは一つ上の目線から世界を見るダイアナの落胆ぶり、そしてそれでも信じる心を捨てない強さ。
ちょっと筆者の表現力がなさ過ぎて、残念ながら全く伝わっていないだろうかと思いますが、とにかくダイアナの愚かしいまでの純粋さが、昨今のヒーロー物には無い熱さを生み出していて、とても心に響きました。
戦争の悲惨さ、無意味さなどを、ダイアナという高位の存在の目線から鮮烈に描いた、シリアスで重みのあるメッセージは、他の作品にはあまり多くない感じで、筆者的にはとても強烈でした。
- 総評
ここまで、なんだか全く言いたいことを言えてないような気がしてならないんですが(滝汗)
とにかくこの映画、熱いです。
性癖的な意味でも、ストーリー的な意味でも、ヒーロー物的な意味でも、とにかく熱くぶっ飛ばしてくれます。
男より漢らしいハイパーイケメン美女、プリンス・ダイアナが暴れまくり、悪をブチのめす。
しかし単にそれだけではなく、人間賛歌の要素もあって、心が震えること間違いなしです。今年観てきたヒーロー映画の中でも傑作だと思うし、今後のスーパーヒロイン映画の走りとなってくれる一作であると思ってます。
はあ……ダイアナさんほんと美人……カッコいい……最高……
おっと、すいません(真顔)。心の声がダダ漏れでした。
では、あんまり纏まりが無いですが、なんかこんな時間に書いてたら眠くなってきたしこの辺で。
ありがとうございました。また次の作品でお会いしましょう。
- ついでに……
あ、そういえばなんですが。
イケメン美女が戦う作品繋がりで、筆者が今書いているオリジナル長編小説の事を宣伝させていただきます(姑息)。
強くて美しい女子高生二人が主人公のアクションとなっています。
もし興味がおありでしたら、見てみてやってください。そして感想とかいただけると、それはとっても嬉しいなって(´ω`)
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その女、最強につき 第壱話 『その女、最強につき』 | バージル #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6937416
ではまたノシ