Vergilの独り言

語彙力の無さに定評のある、社会人兼どマイナーweb物書きオタクの独り言的な何か。映像作品の感想(とすら呼べるか怪しいもの)を不定期で投稿していきます

(ネタバレ注意)映画感想 其の12 『アトミック・ブロンド(原題:Atomic Blonde)』

どうも、バージルです。

 

久しぶりの更新となります。

この空いた期間で、筆者はバッテリーが死んだスマホを無事iPhone8に換え、なんとか元の生活(?)に戻ってゆったりと過ごしておりました。

本当は先週観に行った劇場版の「Fate Heavens Feel 第一章」の感想も書こうかとも思ったのですが、なんというか、言葉があまりにもまとまらなくて……衝撃的すぎて……

なのであちらは、最後の章まで観終わってからまとめて書こうかと思います。FGOに出てきてて愛着があるキャラもたくさんいるから、たっぷり書きたいしね。

 

そんなわけで、久しぶりの更新で取り上げていく映画は、こちらとなります。

 

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アトミック・ブロンド(原題:Atomic Blonde)』

 

ベルリンの壁崩壊が近づいたベルリンを舞台として、最強の女スパイの活躍を描いたサスペンス・スリラー・アクション映画。

 

いやはや、これはまた、とんでもない映画を叩きつけられてしまいました。

あ、言うまでもなく良い意味で、ですよ?笑

 

この映画の撮影のために三ヶ月程も過酷なトレーニングに取り組んだという、主人公の女スパイ——ロレーン・ブロートンを演じたシャーリーズ・セロン

彼女は以前にも「イーオン・フラックス」というSFアクション映画でキレのあるアクションを披露していましたが、今作ではそれを遥かに凌駕する腕前と、生々しく激しいハードな肉弾戦を、まざまざしく観客である我々に見せつけてくれました。

 

「こんなド美人なのに顔がこんなに……」と思わずにはいられない程顔に痣や血や傷が付いていたりして、筆者は素直に「めっちゃ体張ってんなぁ……」と賞賛と尊敬の念を抱きました。

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体というか、顔ですね、一番張ってるのは。

 

 

とにかくそれくらい、目に見えて分かるほど彼女が本気でこの映画、役に取り組んでいるのは一目瞭然でした。

この映画の一番の魅力は彼女の一切手抜きの無い本気のアクション、そして彼女自身の美しさであると言っても過言ではないでしょう。

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煙草が似合うシャーリーズ・セロン姉貴かっこよすぎ

 

こんな綺麗な女性がむさいオッさんどもを素手で銃で素手で皆殺しにしていくのだから、もう“戦う女”好きな筆者としては堪らなかったです。性癖に激しく突き刺さって興奮が止まらなかったです。

 

終始クールな態度で、だけどハードで容赦のないアクションを見せるシャーリーズ・セロンのガチアクションに惚れ惚れ致しました(´-ω-`)

個人的なMCUブラックウィドウ、DCEUのワンダーウーマンと並んだ、『カッコいい戦う女』の代表格の一人となりました。

 

また、余談ですが、この作品には彼女と別の女スパイとの濃厚な百合ックスシーンがございます(小声)(しかも相手はキングスマンでブレイクしたソフィア・ブテラ)

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もうほんとガチです。ガチ百合です。裸で絡み合います(小声)

そういうのが好きな方はぜひ!ぜひアトミック・ブロンドをお願いします!!(大声)

 

  • アクションだけではない、作り込まれたスパイ映画

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シャーリーズ・セロンの美貌、アクションのクオリティが目玉と言える本作ですが、実はストーリーの方もかなりしっかり作られています。

 

“二重スパイは誰?”、“こいつは味方なのか? 敵なのか?”など、気になる要素をポンポンとばら撒き、それをキッチリ回収していく展開は、終始緊張感と予想を途切れさせずに集中させる、巧みなものだと筆者は感じました。

 

正直、「MI6の二重スパイ=ミッチェル」の正体がパーシヴァルであったことは、そんなに難しくなく予想できたかなと思いましたけどね。

予想というか、もう途中から種明かししとるやんって感じだったから、たぶん多くの人が同じだったと思うんですが^^;

 

それでも最後、実は主人公のロレーンがCIAの三重スパイだった、というオチには“そのパターンの奴かー!”と膝を叩きたくなるような気持ちになりました。

 

ただの凡庸なB級アクションに留まらせない、良く練られたシナリオが、この映画を一級品の傑作に仕立て上げたのだと思います。

 

  • 総評

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綺麗!エロい!強い!痛い!カッコいい!ヤバい!

 

貧相な言葉でまとめると、そんな感じの映画です(クソ雑)。

 

しかし先述したように、シナリオは全く薄くなく、頭からケツまでどっぷり漬かれるスパイ映画となっておりますので、総合的に相当満足できる作品であるかと思います。

が、登場人物が多い上、時間軸がやや複雑で情報量も多めと、キッチリ集中していないと置いてけぼりになるような濃い映画でもあります。

筆者も、白状すると一回観ただけで100%理解することはできず、アクションなどのビジュアル面全般とおおよその話の内容を楽しんだという感じでした。

 

BDが発売されたら、軽く作品の情報を頭に入れ直した上でもう一度しっかり見直してみたいところですね。

きっと同じような感じだった人も多いのでは?(決めつけ) なので、筆者と同じように、BDが発売されたら、みんなで買って見直しましょう!(気の早いダイマ)

 

 

それでは、久々な癖に随分と雑な感想になってしまいましたが、なんだか眠くもなってきたし疲れてきたのでこの辺で。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次の作品でお会いしましょう。