Vergilの独り言

語彙力の無さに定評のある、社会人兼どマイナーweb物書きオタクの独り言的な何か。映像作品の感想(とすら呼べるか怪しいもの)を不定期で投稿していきます

(ネタバレ注意)映画感想 其の17 『ジャスティス・リーグ(原題:Justice League)』

どうも、バージルです。

 

実は、その16で取り上げた『ローガン・ラッキー』と同じ日に、もう一本映画を観に行っていて、この記事ではそちらの感想を書かせていただきます。

 

その作品が、こちら!

 

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ジャスティス・リーグ(原題:Justice League)』

 

マーベルコミックの実写映画のユニバース『MCU』と双璧を成すDCコミックスのユニバース『DCEU』の最新作となるヒーローチームの活躍を描いた映画。

 

劇場やテレビなどの媒体で何度もやっていた予告編で期待と興奮に胸を躍らせておりましたが、今作は見事それらに応えてくれる傑作となっていました。

 

この映画は、同じ世界観のヒーローが集結して巨悪と対決する作品となっています。

なんと言ってもメインとなるのは、そのチーム『ジャスティス・リーグ』のヒーロー達です。

なので、まずは彼らを一人一人紹介していきます。

 

トップバッターは、ジャスティス・リーグのリーダーにして資金源である、バットマン

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前作『バットマンvsスーパーマン』でスーパーマンと対決し、最終的に死なせてしまったことに責任を感じている、ゴッサムシティを守るヒーロー。

 

彼=ブルース・ウェインは能力的にはただの人間で、このチームの中で一番素の戦闘力が低いです。

それでも悪に立ち向かうことを恐れない高潔な精神と、ウェイン産業で築き上げた莫大な資産、執事アルフレッドの卓越したサポート、ハイテク兵器など、自分の立場を理解し、その上で持てる武器を利用してチームに貢献します。

資金的にはもちろん、精神的な面においてもジャスティス・リーグの支柱となっている皆のリーダーとして描かれています。

 

前作よりも活躍は多かったと思うし、ただの人間なりに奮闘する姿は素直にカッコよかったです。今までのバットマンよりもかなり共感というか応援できる存在だったんじゃないかと。

 

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筆者大好きワンダーウーマン! 今作でも! 尋常でなくカッコ良かったです!!!(大声)

前作の単独映画でも大変素晴らしいイケメンっぷりを見せてくれていましたが、今作でもやはりイケメンでした(語彙力)

序盤のテロ鎮圧シーンからもう筆者の心臓は射抜かれましたね……こんなカッコいいし美しい女性は他にはいない(確信) ガル・ガドットワンダーウーマンに起用した人間は天才か!!!

 

本編での活躍としても、バットマンと共にチームの中心となってメンバーと歩み、支え、戦う戦士でありました。

こんなカッコいい女性には、男女問わず誰でもついていきたくなりますなぁ……はぁ〜ワンダーウーマン最高(´Д` )

 

  • 「アクアなのは序盤だけ」——アクアマン

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このユニバースでは初登場となった新キャラ、アクアマン。

予告編の映像では、あんまり頭が良くなさそうなキャラクターとして描かれていましたが……

うん、本編でも賢くはなかったね(・・;)

武器は五つ又のスピアと怪力。後は、水中でほぼ無制限に活動できる(推測ですが)能力と、ロケットのように移動できる能力。

 

ぶっちゃけ、今作ではそこまでアクアマンらしさが演出されている場面がなく、なんとももったいない感じがしていました。水中戦も、序盤に少しあったくらいで終わってしまいましたし……

話の展開的に難しいってのは分かりますが、もうちょっと何かあっても良かったのでは?と思いました。ただの怪力フォーク男以上の見せ場を、次回に期待!

ちなみに、パンフレットによると彼のコスチュームは18キロあるんだそうな。ジェイソン・モモアリアルで怪力かよ……( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

  • 「ほぼ機械」——サイボーグ

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こちらもDCEU初登場のキャラクター、サイボーグ(直球)。

 

元アメフトのスターであるビクター・ストーンは、IQ190の天才プレイヤーだったが、爆発事故により死亡。しかし彼の父親が後述するキューブの力によって蘇生させる。が、彼の体はほぼ機械となっており、その事によって彼は自分を怪物のように感じてしまい、苦悩するはめになる。

 

誕生の経緯が経緯だけに、結構シリアスなキャラクターですが、次第に仲間達と打ち解けていき、最後には下らないジョークで笑い合えるほど牙が抜けておりました。

 

不安な運命に見舞われ、孤独を貫こうとするも、父親の危機をきっかけにジャスティス・リーグに加入し、だんだんと心を開いていく様は、とても好みで良かったです。デザインもシンプルながらスタイリッシュでカッコいいですしね。

彼を直接スカウトしに行ったワンダーウーマンとの絡みをもっと見てみたかった気もする。

 

  • 「迸るほど速い」——フラッシュ

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アクアマン、サイボーグに続くDCEU初参戦のキャラクター、フラッシュ。

 

X-MENクイックシルバーのように、周りの時間が止まって見えるほどの高速移動ができる超人、

しかし、そんな全能の力とは反対に彼は戦闘経験がほぼ無く、あまり自分に自信がないちょっと頼りなげな青年として描かれています。

そんな彼が、他のメンバーが全力で敵と戦う姿を見て徐々に戦う覚悟を決め、成長していく姿は、我々一般人と同じ目線の人間であるように感じられ、とても感情移入できました。

やっぱ超スピード系の能力って、めちゃくちゃカッコいいですよね!! フラッシュは頻繁に能力描写があって、何度も興奮させてもらいました。

 

さて、これでメンバー全員を紹介……したことにはならず、実はもう一人いるんですね。

それはこの人——スーパーマンです!

 

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チラッと出ている予告編もあるため、予想できていた方もいたかと思いますが、そうです、彼もジャスティス・リーグの一員として、この映画に登場するのです。

 

「スーパーマン? (前作で)殺されたんじゃ……?」

「残念だったな、トリック(制作側の都合)だよ」

 

彼の復活に関して、原作通りだったのかは分かりませんが、正直賛否両論ある展開だったかとは思います。実際、前作BvSで散々「スーパーマンは神か悪魔か」みたいに言われてる感じだったのに、復活した彼を社会が非難したりする描写がなにもなかったのは違和感でしかありませんでしたからね……(´・_・`)

 

ただ、やはりスーパーマン含めた全員で最後の敵と戦うというビジョンが見られただけで、余は満足じゃ!って感じだったので、まあ良しとしています(適当)

 

  • 究極チームが一丸となって悪を倒す、勧善懲悪な物語

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ストーリーは至極単純で、太古の昔に三つの“キューブ”の力を使って世界を侵略してきたステッペンウフルという異星人が、再び地球にやってきて、アトランティス、アマゾン、そして人間の世界に隠されたキューブを集めようと行動を開始。

バットマン達がチームとして纏まろうといろいろしている間に、彼は全てのキューブを手に入れてしまい、世界を支配するべくキューブを融合させようとする。

それを阻止し、世界を救うべく、ジャスティス・リーグが戦いを挑む……といった感じの話。

 

頭を使わず、かと言って退屈では全くない爽快なストーリーは、前作ワンダーウーマンにも似たような分かりやすさであり、筆者がまさに大好物と言えるような仕上がりになっておりました。

 

もう思わず、見終わった後でかの有名なグルメ漫画孤独のグルメ』に出てきたあのセリフが出てきてしまいましたよ。

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  • 総評

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これは私的な意見ですが、この映画は間違いなく、DCEUが誇る傑作です!

 

内容に多少の粗さや整合性のなさはありますが、んなこたぁどうだっていい!こんなに個性的で魅力的なキャラクター達が一堂に会して悪い奴らを薙ぎ倒しまくる!そこになんの不満がある!否、無い!(反語)

 

“こういうの”が好きな人ならば、確実に大興奮間違いなしの映画だと確信を持って言えます。アベンジャーズより好きだという人もきっといるかと。

 

個人的には、ワンダーウーマンもそうですが、やはりキャラクター的にフラッシュを推していきたいですね〜!ドラマ版とは違う俳優らしいんですが、だからこそドラマ版とはまた違う、ドラマ版よりもさらに魅力的なキャラクターになっていくことを強く期待しております!

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ブルースがバットマンだと分かる、そして自分が超速の能力を持っていることを知られるこの場面がめっちゃかっこよかった……かわいカッコいいバリーが大好きでした( ^∀^)

 

それでは、まだまだ書きたいこともあるにはありますが、キリが無くなるから今回はこの辺で。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

また次の作品でお会いしましょう。

 

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