(ネタバレ無し)映画感想 其の18 『カンフー・ヨガ(原題:功夫瑜珈、Kung Fu Yoga)』
どうも、お久しぶりです、バージルです。
約一ヶ月ぶりの更新となります。
劇場作品を観に行く機会がなかなか無くて、少し滞っておりました……
まあなんだ、人間だもの、そういうこともあるさ(適当)
さて、おそらく2017年最後の劇場作品になるであろう快作アクション映画の感想を、早速垂れ流して行くとしましょう!(゚∀゚)
これです!↓
『カンフー・ヨガ(原題:功夫瑜珈、Kung Fu Yoga)』
誰もが知っている世界的アクション・スター、ジャッキー・チェンが主演のアクション最新作。
はっきり言ってこれ、めちゃくちゃオモロイです。
- いつものジャッキー節、全開!
前作『スキップ・トレース』では、『ラッシュ・アワー』のようなバディ物で、アクションはもちろんですが捻りのある話で魅せようとする意気込みが感じられ、新しい一面を見せてきたと思わされましたが、今作はまさに「ジャッキーと言えばこれ!」といった感じのスタンダードな映画となっておりました。
『スキップ・トレース』が新しいことへの挑戦なら、この『カンフー・ヨガ』は真骨頂をこれでもかと見せつける意思が込められたものになっていたかと。
筆者としては、ストーリーが凝ってる話ももちろん好きなんですが、やはりジャッキーの映画はこういう何も考えずにはちゃめちゃに楽しめるような作品の方が好きなので、今作はもう大好物でしたね♪( ´▽`)
- 極寒の地での潜水からカーチェイス、果てはダンスまで、なんでもありのお祭りアクション!
この映画、いろんなところではっちゃめっちゃにアクションが繰り広げられます。
まず冒頭から、石丸博也さんの声で史実が語られるのですが、そこのシーンで流れるフルCGの映像からして、凄い(語彙力)
三國無双も真っ青な滑らかなアクションに、のっけから引き込まれましたよ(´-ω-`)
その後も、テンポ良く進む話とともに、胃もたれしないくらいの量のアクションがたっぷりと盛り込まれ、終始意識を引きつけられっぱなしでした。
既に還暦を迎えているとは全く思えないジャッキーのカンフーアクション!本当に凄い!!前作で少し衰えているように見えたのは、単に作風に合わせて抑えていただけだったのだ!これがジャッキーの真の実力!世界に誇れるアクションスターの力は伊達ではなかった!
しかしこの映画の凄いのは、他の俳優さん達のアクションも相当にハイレベルであったところ。
敵役の人↑もかなりキレのあるカンフーアクションをこなしておりました。
しかも吹き替えのCVが山路和弘!それだけで100点満点だ!(アクションとはなんの関係も無い要素)
あとは、ジャッキー扮する主人公の親友の息子(長い)を演じていた方も、相当にキレッキレでしたね〜。よく回る回る。
ちなみにこのアーリフ・リーという方、パンフレットによるとシンガーソングライターなんだそうな……お前のようなアクションのできるシンガーソングライターがいるか!(CV神谷明)
しかしアジア系の歌手でアクションをこなせていた人と言えば既に『ニンジャ・アサシン』でRainがかなりのものを見せていたし、要は本人のポテンシャル次第なのかな…?職業はあんまり関係ないんですかね。
世の中には凄い人間がいっぱいいるもんだなあ(゚o゚;;
↑この棒術アクションなんかはまさにジャッキーの真髄!『ドランクモンキー 酔拳』を思い出しました
ジャッキー映画特有の、街中を疾走するシーンや、一般市民に甚大な被害をもたらすはた迷惑この上ないカーチェイス、一対多数のカンフーアクションなど、派手で見映えする、そしてちょっと笑えてしまうようなコミカル要素も詰め込まれ、少しも飽きることなく楽しませてもらえました。
何年経っても人をこんなにも楽しませられる作品を作り続けられるジャッキー、やっぱり凄い!!
- 総評
あんまり中身にも触れずに、ただ感想をペラペラ言っているだけな感じになってしまいましたが(いつものことか)、『THE・ジャッキー』といった感じで本当に楽しい映画でした。
久々にジャッキー観たい、とか実は今まであんまりジャッキーの映画って観たことないんだよね……なんて迷ってるそこのあなたに、筆者はこの映画を強く推したい!
もちろん若い頃のジャッキーを観て楽しむのも全く問題無いしなにも間違いではないけども、時と経験を経てまた新境地に至った彼の今の魅力を、ぜひその目で見てもらえたら嬉しいな〜なんて、何から目線だって自分にツッコミを入れながらも思っております( ・∇・)
あとそれと、この映画、カンフー(中国)・ヨガ(インド)ってタイトルが付けられているくらいだし、予告編にも少し出てきてたので「もしかしたら……」と思ってたんですが、やっぱりインドのダンスのシーンはありましたねw しかもそこでか!って場面でw
なんだか笑える感じになっていますが、むしろ一周回って微笑ましい感じになっているキレのあるダンスは必見です。ジャッキーすっごいノリノリで楽しそうだった(°▽°)
あと、まったく内容とは関係ないんですが、エンドロールの終わり際、何故か一分くらい完全に無音の状態が続いて「??」となってしまう場面がありました。マジで事故なんじゃないかと疑うくらいに静かな時間でした。
制作側の意図だとしたら、明らかなミスだと思うんですけどね……尺調整くらいはちゃんとしなさいよ( ゚д゚) こっちもなんか気恥ずかしくなってきちゃったでしょうが!
とまあ、よく分からないことを言ってしまいましたが、この辺で締めようかと。
年内はおそらくこれで更新は最後になるかな〜と思います。
もし何か新しく映画を観たらば、その感想を書こうかとは思いますが、もし来年になっていたら、まあそれはそれで(クソ雑)。
それでは、また次の作品でお会いしましょう!