(ネタバレ有り)映画感想 其の23 『レディ・プレイヤー1 原題:Ready Player One』
皆様、お久しぶりです! バージルです!
前回の『シェイプ・オブ・ウォーター』の記事から、随分と時間の空いた更新になってしまいました_(┐「ε:)_
言い訳がましいですが、事情を喋らせていただくと。
来る日も来る日も残業の毎日……そしてニンテンドーSwitchの「ベヨネッタ」の難易度normalのオールPP取得……FGOの2部1章アナスタシア……最近始めたシンフォギアXD etc……
日々タスク多過ぎ時間無さ過ぎの生活に忙殺されていて、書く気力を失ってしまっていました。
この空いた期間にも、『ブラック・パンサー』、『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』、『パシフィック・リム:アップ・ライジング』と、話題の大作を何本か観てはいたのですが、先述の通り、他のやりたいことにあまりにも時間を多く取られすぎていて、全く手をつける気になれませんでした。
もしも更新を待ってくれている方がいたならば、非常に申し訳ないです。
筆者は気分屋故、またしばらくブログを放置するようなこともあるかと思います。
今後も、どれくらいの頻度で記事を更新するかは分からないですが、どうか近所のガキを見るような優しい目で見守っていただけたら嬉しいです。
んで、改めて久しぶりの記事の更新となるわけですが、今回は一気に2作品について記事を取り上げようかと思います!!( ͡° ͜ʖ ͡°)
どっちも最高で最強に熱く楽しい映画だったし、せっかくのGW期間なので、まあ生存報告も兼ねてやってしまおうかと思ったわけです。
ということで、まず一本目はこちらぁ!!
『レディ・プレイヤー1 原題:Ready Player One』
映画のことを良く知らねえっていうパンピーな方でも絶対に知っている(はず)、おそらく世界一有名な映画監督──スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた、SF小説『ゲーム・ウォーズ』を原作としたSFアクションアドベンチャームービー!
あらゆるオタクのために作られたまさに夢の映画!!!ネズミーなんて目じゃあない!“俺達の夢”がギッチギチに詰め込まれた最高の映像体験!!!
バリバリのオタクである筆者としてはもう、大変に垂涎な一作でしたL(’ω’)┘三└(’ω’)」シュッシュッ
- ジャンルの壁をぶち破り、みんなが大好きな彼ら彼女らがスクリーンに現れる、“スピルバーグだからこそ実現できた”歴史的偉業
公開前から、いろんな作品のキャラクターが登場するとは聞いていましたが、いや〜、実際に話の流れで見てみると、興奮しますねあれは……
筆者が自分の目で確認できたのだけでも、相当な数がいたかと思います。
まず、最初のナレーションのシーンで、『13日の金曜日』のジェイソン、『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーが出て来たのを見ただけで、思わず「あっ!」って声が出そうになっちゃいました(*'▽'*)
キャラがたくさんいる場面では目を凝らして見ないとな〜と認識させられた矢先、第1の試練のレースでは、ステージギミックとして『ジュラシック・パーク』のT-REX、『キング・コング』のコングがこれでもかと暴れまくっていました!
もうこの時点で「あ、この映画ヤベェやつだ……( ゚д゚)」とスピルバーグの力に驚愕。
その後も、自分が気付けた範囲でも実に多方面のキャラクターの姿が見え、その度にニヤニヤとしていました。
AKIRAのバイク(キャラだけじゃないんだ!と思った)
HALOの兵士(マスターチーフ?やってないからよく分かりません(゚∀゚))
劇中でも素晴らしい活躍を見せたアイアン・ジャイアント
最後の試練での熱い集結シーンでは、ストリートファイターの春麗もいましたね。
後は、モータルコンバットの腕いっぱいあるやつ(名前分かんない(゚∀゚))とか、筆者大好きエイリアンのチェストバスターとか、チャイルドプレイのチャッキーとか、覚えてる範囲で確認できましたね。
しかし!なーによりも筆者が興奮したのは、ピッチピチになってるスーツを着たスーパーマン=クラーク・ケントの姿でログインしている敵ボスが、唐突に切り札として使って来た凶悪巨大ロボット
そう、日本の特撮界が生んだ最凶ロボ──メカゴジラッッッ!!!
↑デザインとしては、初代と2014ゴジラを組み合わせたものに、vsメカゴジラの要素も取り入れたような感じでしょうかね?なんにしても、いい感じに悪のボス感が出てても良かった(╹◡╹)
特撮厨大歓喜!!もちろんも筆者も大歓喜!大興奮!鳥肌スタンディング!!
もうこれまでも十分に高かったテンションが、ここで一瞬で大噴火しました。もうヤバイです、ひかえめCSぶっぱ眼鏡バクフーンの噴火くらい強烈な一撃でした(分かる人にしか分からないネタ)
イチロー選手もこのシーンには堪らず興奮したそうです(違う)
だが、ここだけで終わらないのが世界の巨匠、スピルバーグ。
そのメカゴジラに対抗するべく、主人公側もメカを使います。
「俺はガンダムで行く」
監督自らわざわざ日本語で言わせたという台詞の後、満を持して“奴”が現れるのです!
ガンダムvsメカゴジラとかいう、まるで中学生男子の昼休みの会話でしか起こりえなさそうな対決が、なんと現代の技術でもって実現してしまったのです!!それも最高に盛り上がる形でっ!かつ特別無理のない展開で!!!
なんという中学生力!なんという実行力!
スピルバーグは我々のような永遠の中学生である人間の神!!彼こそが、真の中学生であるのだっっ!!(あまりにも無礼な賞賛)
とまあ、こんな感じで、ほんとにいろいろ出ていましたねぇ……( ˘ω˘ ) いろんなキャラクターが出て動いているのを見るだけでも、すっごい楽しかったです。この映画を観る目的の大部分がそこにあったと言ってももはや過言ではない、
しかしながら、筆者も確実に見落としているところがあるはずなので、BDが出たら即買って、どこに何がいるかをもっと注意深く探してみたいですね!
何度も何度も繰り返し見る度に発見がある。これはそんな映画だと思っています。
- 本質は、逃れられない辛く苦しい、だけどやっぱり大切な現実の物語
なんでもできてどこにでも行けるVR世界『オアシス』での出来事がメインとなる今作ですが、テーマの一つとしては、本編の台詞でもあった通り、現実こそが最もリアルである、ということだったと思いました。
ディストピア的な未来の世界で、あまりにも辛い現実を生きる人々の大多数は、オアシスに現実逃避し、中にはオアシスこそが現実だと考えている者もいる。主人公もその一人なくらいだった。
忙しすぎる現実に追い詰められ、逃げるうち、いつしか虚構こそ現実だと認識がすり替わってしまう
ゆとりや余裕といったものを許さず、なにかとピリピリしっぱなしの現代社会に警鐘を鳴らそうとする、スピルバーグなりのメッセージなのかと、筆者は感じました。
現実は辛い。苦しい。だから娯楽は必要だ。それに熱中して現実から逃げるのもいい。
でも結局人間が生きているのはこの現実。虚構を楽しむのももちろん大切だが、現実も意外と悪くないんだぜ?だから、もう少し前向きに生きてみようぜ?
ラストシーンを見て、そんなことを言われているような気になりました。
まあ、そりゃそうでしょうね──あんなキャワイイ彼女ができたなら、そりゃそんな風に思うでしょうねっっ!!!(憤怒)
- 総評
この前観たジュマンジもそうでしたが、話の展開がゲーム的、っていうもうゲームそのもので、一つ一つ謎を攻略していきながらサクサク進んでいくので、非常に観やすかったです。
プラス、ここまでで散々書いてきたように、いろんな作品のいろんなキャラクターがいろんな形で登場するので、「次はどんなやつが出るんだろう」みたいな気になって、終始集中して作品世界に浸ることができました。
おまけにオタク主人公が世界を守る冒険を通して最後にキャワイイヒロインをゲットするリア充化エンド。
まさにオタクが一度は夢見た理想を詰め込んだ映画!燃え&萌えの嵐に、筆者はもう興奮のるつぼってやつでしたよ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
そんなわけで、レディ・プレイヤー1、最高にアガる作品でございました。
スピルバーグ、アンタはすげえ!よくやってくれた!ありがとう!アンタこそ映画界の真なる巨匠だよ!!
では、今回はこの辺で。
もう一作についてももちろん書きます。が……そちらはちと思い入れが強くて、どのくらいの量になるかわかりません。ですが、なるべく早く上げたいです。
また、このレディ・プレイヤー1以上に絶対にネタバレ厳禁な作品なので、観てない人には見てもらえない記事になるかと思います。
ので、見たかったら、あれ観てね……?ಠ_ಠ
ご一読いただきありがとうございました!次の作品でお会いしましょう!