Vergilの独り言

語彙力の無さに定評のある、社会人兼どマイナーweb物書きオタクの独り言的な何か。映像作品の感想(とすら呼べるか怪しいもの)を不定期で投稿していきます

(ネタバレ無し)映画感想 其の8 『ベイビー・ドライバー(原題:Baby Driver)』

どうも、バージルです、

 

またまた映画の感想を。今回はこちらです↓

 

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ベイビー・ドライバー(原題:Baby Driver)』

 

Twitterなどいろんなところでかなり話題になっていて、筆者も気にはなっていつつも、他の映画で忙しくて最初はスルーしようかと思っていた作品でした。

 

しかし、実は筆者と同様に今作が気になっていたという友人に声をかけられたのがきっかけで意を決し、劇場に足を踏み入れることになりました。

 

結果的に、行って大正解な作品でございました。

 

  • 音楽!車!スタイリッシュ!

とにかくこの映画、音楽と車につきます。たぶん、劇中の90%以上の時間、なにかしらの音楽がかかっていたと思います。

 

正直筆者が知っているようなレベルのグローバルな曲はかかっていませんでしたが、とにかくどれもオシャレ!全てが作品を盛り立てる完璧な要素になっていました。

 

というより、もう音楽が主役と言った方が正しいのかも。最初にまず使う音楽があって、そこにハマるようにアクションや演出などを決めていったという方が自然に思える。そう感じるくらい、完璧な選曲と使い方でした。

 

そして車!🚗

筆者は別に何も詳しいわけではなく、ただ「カッコいいなあ(小学生並の感想)」くらいなことしか言えないような感じなんですが、今作に出てくる車、そしてそれを惜しげなく使ったカーアクションは、今まで見たことないようなカッコよさがありました。

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↑最初に出てきたスバル

 

この作品で最初に出てきた赤いスバルを始め、多種多様なイカす車達が、イカれたドライビングテクニックによって存分に暴れ回っておりました。

何が、と言われるとどうにも上手く答えられないのですが(無能)、今作のカーアクションは他の作品とは一味も二味も違いました。

なんでしょうね……やっぱりカメラワークなのかな?あんなスタイリッシュに車撮る人って、そんなにいない気がする。筆者が車メインの映画をそこまで見てないからってだけかもしれないけど笑

 

とにかく、今作のカーアクションは迫力&疾走感&スタイリッシュさ満点でとても見応えあります。車好きはもちろん、カーアクション好きにも堪らないことでしょう。

この作品を機に、カーアクション自体の水準がまた一つ上がってしまったな〜とさえも感じました。これの後に作られる映画はちょっと気の毒だな……とさえ。

映画というものはどこまでも進化していくコンテンツなんだな〜と、なんだかスケールのデカいことを考えたりもしました(´-ω-`)

 

ちなみに、筆者は分からなかったのですが、今作は洋画には珍しいくらい日本車が多く活躍する作品だったみたいですね。

日本車が好きという方は特に、オススメだと思います。

 

  • ベイビーさんマジかっけえ

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そして音楽、車と並ぶ主人公の、通称ベイビー(B-A-B-Y)のカッコよさたるや。

 

過去の事故の後遺症で常に耳鳴りがするという設定から、それを消し去るためにほぼ常にイヤホンで音楽を聴いているんですが、それがとてもイカしてる。

筆者も外出時はほぼイヤホンで何かしらを聴いてるというイヤホン勢なんですが、この映画を見てイヤホン民で良かった〜と嬉しくなりました(単純)

 

作品のオープニング、ベイビーは音楽を聴きながら、めちゃめちゃカッコつけて街の中を歩きます。

傍から見ればただの頭のイカれた男でしかないんですが、作品全体に漂う洒落乙な雰囲気からかそれがどうしてかキマッて見えてしまう。クール。どう見てもクレイジーなはずなのに何故かめっちゃクール。

 

もし筆者が中学生の頃にこれを観ていたら、確実に帰り道早速真似をして、周囲の人間に「かぁ、気持ち悪りぃ……! やだおめぇ……!」と、どこかの地球育ちのサイヤ人と同じようなリアクションでドン引きされていたことでしょう。

 

とにもかくにも、カッコつけてもちゃんとカッコつく、そんな魅力がベイビーにはありました。

グラサンしてイヤホンで音楽聴いて、ミュージカルみたいに街を練り歩く……俺もやってみようかな……(やめれ)

 

  • 総評

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映画としては、序盤の掴みは最高で、中盤ちょっとダレて、終盤「もうなんかあんまドライバー関係無くね……?」みたいな感じで、総合的に見るとまあなかなかの映画だったな〜と、筆者は感じました。

 

しかし、先述したようにとにかく音楽と車に溢れていて、スタイリッシュでオシャレな映画なので、そういった物が好きな人には堪らない作品になっていたと思います。

 

監督始めスタッフの趣味が全開な映画なので、もしかしたら受け付けない人もいるかもわかりませんが、少しでも興味があるのなら観てみて決して損はしないかと。

 

観終わったあと、きっと貴方もイヤホンしたくなるはず……(゚∀゚)

 

それでは、ここまで見ていただきありがとうございました。

また次の作品で、お会いしましょう。